不動産価格もAIが決めてくれる時代?

不動産価格もAIが決めてくれる?
AIのアプリで売り買いの値段やランニングコストまで計算してくれる。

不動産業界では、AIの活用が始まっています。
日本の不動産市場は、世界の中でも透明性が低いと言われています。
その一方、近年では金融業界における「FinTech(フィンテック)」に続き、「Real Estate Tech」とも呼ばれる不動産テクノロジー企業が続々とベンチャー・キャピタルからの出資を受けて急成長を遂げています。

そんな中、不動産AIの活用が活発になってきており、マンションを売買の場合の推定価格を30秒程で教えてくれて、マンションのランニングコストまで教えてくれるものも登場しています。
価格の推移もグラフ化してくれているので、いつ売るか?を視覚的に理解しやすい作りなっています。
その地域の平均値も教えてくれますので、自分が売買する時の目安にもなります。

マンションは値動き等が激しい為、AIでデーターを集めて分析するのは得意とするところなので、かなり信頼度が上がってきています。

また、「おうちダイレクト」というサービスでは、売主が部屋の写真を撮って、インターネット上で売り出しをします。
自らが不動産を売り出すため、売却仲介手数料は0円です。
今までは考えられない事です。
もちろん、高齢化社会になってきますので、対面の従来のやり方が全くなくなるという事はないと思います。
しかし、不動産ポータルサイトがそのまま仲介業をおこなうというこのモデルは、今後、不動産ポータル各社のベンチマーク的存在になるかもしれません。